クレジットカードタイムズ
クレジットカードの分類

クレジットカードは現在VISA、Master、JCB、日本信販、セゾンなどさまざまな種類があります。初めてカードを作ろうとする場合は種類が多すぎてわけが分からずどこの会社がどんなサービスを行なっているかを把握するのはカナリ大変だと思います。

しかし心配は入りません。カードの種類は次から次へと生まれては消えてを繰り返すので全てのカードのことを把握するのはたとえ誰であっても不可能に近いからです。中には期間限定発行のデザインカードさえあります。

流通系カードであるイオンカードも色々なデザインの仲間が多く、最低でも以下の種類があります。

・ジャスコカード
・ボンベルタカード
・ニューステップカード
・ホームワイドカード
・ダイヤモンドシティカード
・ミニストップカード
・スポーツオーソリティカード
・ルームズ・ツー・ゴーカード
・やまやカード
・やまやワインカード
・ホーマックカード
・ツルハカード
・ナカサンカード
・ヤオハンカード
・KIZUNAカード
・トイザらすカード
・マックジョイクラブカード
・ジョイフルメンバーズカード
・セプコカード
・エクサカード
・コスモタールカード
・日本テレコムカード
・アメフトファンカード
・アメフトOBカード
・新潟県職員生協組合員証カード


これらすべてのカードのデザインや機能、特徴が頭の中に入っている人などいないと思います。
このようにクレジットカードにはさまざまな種類があり、サービスもそれぞれなので、とても全てを把握できませんが
クレジットカードは、おおまかに以下のように分類することができます。
これを知っておくだけでもあなたのカード選びの際にクレジットカードに対する考えが違ってくると思います。


▼銀行系クレジットカード
銀行が発行するクレジットカードです。バックに銀行が付いていて発行枚数が一番多いのが特徴です。
主なカードはJCBや三井住友カード、DCカード、UFJカード、UCカードなど。

▼信販系クレジットカード
信販会社が発行するクレジットカードです。割賦が得意な信販会社が母体。
一括払い、リボ払い、ボーナス一括払いはもちろん、分割払いに対応するなど支払方法が豊富です。
主なカードは日本信販やオリコカード、ジャックスカードなど。

▼流通系クレジットカード
スーパーやデパートが発行。自前の店を使い割引サービスなどを行なっています。
主なカードはイオンカードやOMCカード、セゾンカードなど。

▼メーカー系クレジットカード
会社独自のサービスを展開し特定のサービスで特典を得られます。
主なカードはJALカードやANAカードなど。



さらに世界的に利用できるネットワークを持つカードにも抜粋されるのが国際カードです。
国際カードは全世界に加盟店があり世界中どこでも利用できるのが特徴です。
このカードに分類されるのは現在以下の5社になります。

・アメリカンエキスプレス
・JCB
・ダイナースクラブ
・Master
・VISA


MasterとVISAに関しては大体どこでも利用できます。また国内に限らず、海外でも同じです。
どこの店にでも必ずMasterかVISAのロゴがあります。マクドナルドと同じくMasterやVISAのロゴは
あなたも必ず一度は目にしたことがあると思います。

レストラン、コンビニ、スーパー、デパート、ガソリンスタンド、高速道路、居酒屋などクレジットカードか利用できる店舗でMasterやVISAのロゴがない店を探す方が大変です。それくらい国際カードのなかでもMasterとVISAのこの2つは加盟店の多さが特徴です。


↑どこに行っても常に見かけるマークです。

しかし、以前私がイタリアに旅行に行ったとき、ローマのごく普通の高級でもないスーパーで、アメリカンエキスプレスとダイナースの
ステッカーしか貼っていない店がありました。このような例外もありますのでご注意を(笑)



この世界的に利用できるネットワークを持つ国際カードの仲間入りをするにはいくつかの厳しい条件があります。

・海外で加盟店を拡大する実力があること。
・各国間の信用決済システムが確立されていること
・24時間オーソリゼーション(売上処理)体制が整備されていること。

以上の基準を満たす必要があります。また国際カードにも2種類あり以下のように分類することができます。

▼決済カード
VISA、Master

▼T&E(Travel&Entertainment)カード
JCB、アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブ



VISA、Masterの決済カードは銀行の決済を円滑に運び利益を得ることが目的です。そのため世界の銀行が出資し運営しています。なので、できるだけ多くの店で利用できた方がいいので加盟店拡大に熱心です。大体どこでも使えるのはこのためです。

逆にT&Eカードは旅行やエンターテイメントを重視しており加盟店こそ少ないですが、会員の出張時や旅行時のサービスを第一に考えています。カードの紛失や盗難の際の迅速な対応や現地情報の提供サービスなどです。またT&Eカードは自社で加盟店拡大をすることが多いので加盟店の数は少ないですが、トラブルなどが起きてもカード利用店と直接交渉できるので解決までの時間はそれほどかからないと一般的に言われています。

以下に代表的な3つのカードの加盟店数をまとめました。海外でのT&EカードであるJCBの加盟店数は決済カードであるVISAやMasterと比べて非常に少ないです。しかしアメックスとJCBは加盟店の少なさを互いにカバーするため加盟店業務で提携することに合意しています。

どちらのカードを選べばいいのか悩みどこだと思いますが、一枚しかクレジットカードをつくる予定がないのなら加盟店舗数を気にするなら決済カード、サービスを重視するならT&Eカードを選ぶといいと思います。二枚クレジットカードを作る予定があるのならT&Eカードと決済カードの両方を持つのが一番いいと思います。私もそうしています。



▼ショッピング加盟店数
VISA
Master
JCB
国内加盟店数
300万店
300万店
329万店
海外加盟店数
1870万店
1724万店
344万店


▼キャッシング加盟店数
VISA
Master
JCB
海外ATM数
49万台
46万台
47万台


どっちのカード会社から請求がくるの?

日本信販のカードにVISAが付いているカードをよく見かけます。
こういったカードを利用する場合、会員がレジで日本信販を利用するのかVISAを利用するのか店員さんに告げなければ
ならないと思っている人もいます。しかしこのような提携カードでも、どちらを利用するのかは告げる必要はありません。

日本国内で利用すれば、おそらく伝票には「日本信販」と記載されます。
海外で利用すれば間違いなく「VISA」と記載されるはずです。
なぜ海外ではVISAと記載されるかというと、VISAは世界中で使える国際カードで日本信販は海外では、まず使えないからです。

つまり、日本信販はVISAと提携することにより、海外でも利用することが可能になります。
日本信販に何も付いていない日本信販だけのカード(プロパーカード)は海外では、まず使えません。

ここで感のいい人なら日本信販とVISAの提携カードの場合、請求は両社からくるのか?と疑問を持つと思います。
結論から言うと請求は日本信販からしか来ません。おおもとのカードが日本信販だからです。
カードを裏返すと「株式会社○○」と書いてあると思いますが、その会社がもとのカード会社でそこから請求がきます。
表面にはVISAのロゴがあっても裏面にはVISAという記載はないと思います。

例外的なカードとして両社から請求がくるカードもあります。JALカードなどがそうです。
JALカードはDCカードやJCBと提携しています。
DC提携カードを選んだ方はDCから、JCB提携カードを選んだ方はJCBから請求が来ます。

ただJALカード自体も特約店として加盟店を広げています。
その店舗での利用代金はDCカードやJCBからではなくJALカードから請求が来るかたちになります。
特約店はJALカードのマイルNETという冊子で確認することが出来ます。





Copyright© 2003 - 2006 クレジットカードタイムズ
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送