クレジットカードは現金のかわりに支払いを済まることができる便利なものです。
その場で現金を持ってなくても、カード会社があなたのかわりにお金を払ってくれるので買物ができます。
しかし今度はカード会社からあなたに請求がきます。
この前、あなたのかわりにお金を払ってあげたんだから何月何日にお金を返して下さいよ、という事です。
その時きちんと返済をしてくれないとカード会社としては困るわけです。
そのため返済できなさそうな人には、カード会社はカードを発行しません。
クレジットカードを作るには審査に通過する必要があります。
審査で落ちてしまったらクレジットカードは発行されません。
申し込んだお客さん全てが持てるものではないのです。
あなたも誰かにお金を貸す時この人なら別に貸しても返ってくるだろうとかこの人に貸したら返ってこなさそうとか思いますよね?
またお金が返ってこなかったらイヤですね?それと同じです。返済能力があることが審査通過のポイントの一つです。
じゃあ返済能力がある人ってどんな人かというと、きちんと給料をもらっている人のことをさします。
クレジットカードを申し込むときには職業や年齢、年収などを記入します。
アルバイトは?と思うかもしれませんがバイトでも18歳以上で高校生でなければ持てます。
高校生でもバイトをして給料をもらっていればカードを作れるのではないか?と思ったあなたは鋭いスッコミです(笑)。
ここで審査通過のもう一つのポイントである「信用」の問題が出てきます。
まずクレジットカードのクレジット(credit)を辞書で引いてみましょう。
今はネットの時代、辞書を持って来なくても翻訳サイトという便利なものがあります。
なんて出てきましたか?
そう「信用」です。クレジット(credit)は信用という意味です。
スグ後ろに答えが書いてあったからわざわざ調べなかったって?ある意味正しい(笑)。
カード会社の審査では高校生に関してはまだ信用するのに少し早すぎるという判断をするためか
高校生に対してはカード発行は行なっていません。逆に社会人になり年齢を重ね年収も増えていくほど
「信用」が出来るので、ゴールドカードやプラチナカードなども作れるようになっていきます。
一般カードは対象が18歳以上に対し、ゴールドは30歳以上がほとんどで年収などの制限も出てきます。
プラチナに関してはカード会社から誘いが来るまでは持つことができません。
ただこの審査はどのように行なわれているのかはハッキリしない所が多く
何で落ちたの?と思う場合やエッ審査通過したの?と思う事もあります。
ある会社のゴールドカードには審査が通ったのに、ある会社の一般カードの審査には落ちたとかです。
おそらくカード会社独自の審査があるのだと思います。
基本的には信用調査でなにをするのかというとクレジットカードに関する書籍などには
氏名、生年月日、住所、電話番号、利用履歴や遅延履歴の有無、住宅地図確認、
電話番号登録確認、独自データによる本人確認などを行なうと書いてあります。
部外者にとってはクレジットカードの審査ほど分からないものはなく非常に気になりますが
カードの審査は企業秘密の部分で、部外者は知ることができないと考えるのが一番だと思います。
審査に通過するかしないかは悩んでも仕方のないことで、迷っているヒマがあったらカードを申込んでみるのが一番です。
申し込んだ結果審査に落ちるとショックですが今回は縁がなかったものと軽くとらえるのがいいと思います。
■ カードによっても審査基準が違います
クレジットカードは同じ会社のカードであっても一般カード、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードなど格付けされています。
ブラックカードは一見ブラックリストに載ってしまった人向けのカードのように思えますがプラチナよりもランクは上です。
一般カードよりはゴールドの方が上だしゴールドよりはプラチナの方が上だというのは名前からしてもなんとなく分かると思います。
クレジットカードにはランクがあり上級カードであるほど審査基準が厳しくなってきます。
18歳以上から対象のカードもあれば30歳以上が対象のカードもあります。
ただこのカードのランクとは別にカード会社の系列によっても審査が異なります。
カード会社の系列についてはクレジットカードの分類コーナーを見てもらうと分かります。
簡単にまとめると以下のようになります。
▼銀行系
DC、JCB、三井住友VISA、UC、AMEX、ダイナース
▼信販系
日本信販、国内信販、ジャックス、アプラス、ライフ、オリコ、セントラルファイナンス
▼流通系
セゾン、イオン、OMC
この分類のなかでも審査の基準に若干差があります。一番審査が厳しいのは銀行系カードです。
逆に流通系のカードはアルバイトや主婦のパートも幅広く受け入れています。
ただし100%審査に通る会社はもちろんありません。
■ 申し込みブラックって何?
申し込みブラックとは短期間のうちに何社にもお金を借りる機関に申し込みをしたために怪しいと思われて、
実際には延滞記録などなくても、また許容範囲の延滞でも審査で落ちてしまう事を言います。
今日はこのカードを申し込み来週はこのカードを申し込み、再来週はこのカードを申し込むなどすると
一度も延滞などなくても2番目か3番目のカードを申込んだ時に落とされてしまう可能性もあります。
こればかりはカード会社が判断しますのでなんともいえませんが実例は聞きます。
もし複数クレジットカードを作りたいという方はしばらく時間を置いてから次のカードを申し込むことをおすすめします。
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