クレジットカードタイムズ
クレジットカードにつき物のサイン

クレジットカードで買物をした後は本人確認という意味で伝票にサインをする必要があります。
現金払いの時とは取り扱いの手段が違いますので現金払い時には出てこない伝票が出てきます。

その伝票にサインをするわけですが、カード裏面の署名欄に書いた名前と清算時に発行される伝票に
サインした名前が一致することでカード決済が可能になります。

もし一致しないと大変なことになります。要するにクレジットカードは名義人本人でないと利用できないということです。他人のカードでも字なんてカードの裏面どおりに書けば済むのではないかと思えますが筆跡などは
簡単に真似できるものではありません。

クレジットカードの裏面には自分の名前を書く欄があります。ここに必ず自分の署名をして下さい。署名がないカードは利用できません。また海外などでは署名がなかった場合、本人のものでないとみなされ没収される事もあります。実例も聞いたことがあります。



▼実例
Aさんは海外旅行中に手持ちの現金が少なくなりキャッシングをしようとATMを利用しました。しかしATM機にカードが詰まってしまい店員を呼んでカードを出してもらったまではいいですが裏面にサインをしていなかったのでその場で没収されたそうです。


まだカードの裏面にサインをしていない人は今すぐサインをしましょう。没収されても文句は言えないですよ。


クレジットカード裏面
↑白い空白の部分が署名欄です。テープで出来ているので濡れると剥がれます。知人経験談(笑)


このサインは漢字でもローマ字でもどちらでも可能です。ローマ字で書いたほうがカッコイイですが、
もし海外でもカードを利用するとなると紛失したときのことを考え漢字で書いたほうがいいと思います。

ちなみに私も海外利用も考えて漢字でサインしています。万が一落としてしまっても漢字なら真似されにくいですし
ローマ字だと真似されたらどうしようというのが理由です。

まぁローマ字で書いてもむこうの店員さんは気が付くと思いますが。いかにも「Jack」という雰囲気の人がカード裏面のサインを真似して「Ryoma Sakamoto」とか日本人の聞きなれない名前を書いても、あんたほんとに坂本竜馬さん???となると思います(笑)。

他人のカードは絶対使ってはならぬ。もしカードを拾ったら交番に届けるのだ!落とした人の気持ちを考えよ


大きく分けると漢字でサインをしている人とローマ字でサインをしている人がいます。ひらがなやカタカナは?と思うかもしれません。実際、少数ですがひらがなやカタカナでカードの裏面にサインをしている人を見たことがあります(驚)。
しかしこの辺は個人の好みです。



エッ!電話番号も聞かれるの?

これから初めてのクレジットカードを作る方でまだサイン未経験の方は店によってサインのみの記入でいい店とサインはもちろん
電話番号も記入させられる店がある点について知っておいたほうがいいです。

人によっては電話番号まで記入をさせられると嫌な気持ちになる人もいれば自分から進んで電話番号を書いてくれる人もいます。
しかしこの電話番号記入というのは強制的なものではないです。書きたくなければ電話番号は書く必要はありません。
万が一何らかの不都合が生じたときの連絡用のものです。
なので一般的には


よろしければ電話番号を記入下さい。」


というのが店員からの立場上のポイントとなっています。

私は仕事上お客さんのクレジットカードをレジに通す作業もしています。要するにその後サインも頂くわけですが電話番号の記入はお願いしていません。自分から進んで電話番号を書いてくれる人にとっては電話番号の記入は必須ではないですよと伝えます。しかしそれでも記入してくれる方にとっては、ここでさらに記入は必須ではないと言ってしまうとお客さんの考えに反することになるので記入してもらってます。

逆に私がよく顔を出す店では毎回、電話番号の記入を求められます。思うにその店ではクレジットカードは署名と電話番号のセット記入が必要と思ってしまっているのではないかと思います。

ほとんど知人的な関係の店なのでクレジットカードのことについて聞いてみたら店員さん自身カードなど持ったことがなくどういう仕組みなのかも分からない。何で現金でなくカードで払うのか意味が分からないといった具合でした。これでは仕方ありません。
またクレジットカード決済時のレジ操作は教えてくれてもカードが何なのか教えてもらえないという事にも問題があると思います。

自分でカードを利用していればカードがどういう仕組みか分かるし、サインでいい店と電話番号を求められる店があることに気がつき疑問が生じます。実際、私もそうでした。そこでいろいろ調べたら電話番号の記入は必須ではないことに気が付きました。

ただ、カードを利用しているかしていないか関係なしに最終的にはその店の教育にすべてが、かかっていると思います。
私のようにお客さんがカードを出すたびに


・どこのカードだ?裏面にはPMCマークかNSAマークが付いてるかな?
・PLUSマークとCirrusマークのどっちだろ?
・おおっ!久しぶりにアメックスのプラチナだ!
・このカードは磁気テープが太いタイプだ!

こんな人間ばかりとは限りません(笑)。カードなんて持ったことがない学生のバイトが社会人の上司にカード決済時には
サインと電話番号をもらうようにと言われれば、カードとはそういうものなのだと思うのも無理がありません。

さらに伝票によっては署名欄と連絡先を記入するようになっているタイプもあります。これがさらに電話番号の記入も必要だと
クレジットカードについてあまり知らない人に思わせる原因だと思います。


店により記入が不要だったり記入を求められたりして戸惑うかもしれません。
ただ店員さんはあなたのことを怪しんで電話番号を求めたのではないと思います。



サインレスってそんなのあり?

クレジットカードにはサインが付き物ですが、なかにはサインが不要な場合もあります。
サインレスという言葉を聞いたことがあると思います。サインをする必要がないということです。
高速道路がいい例です。高速道路ではクレジットカードで利用料を払ってもほとんどサインを求められません。
またコンビニなどもほとんどがサインレスです。


ただ最近ではインターネットショッピングの方がサインレスという印象が強いと思います。
インターネットショッピングを利用する際は自分のカード番号や会員名、種別、有効期限を入力するだけで買物ができます。
インターネットでクレジットカード決済を経験したことがない方はネットでのカード利用が不安かもしれません。
しかし私は国内だけでなく海外のネットショップでもカード決済してますがトラブルに遭ったことはありません。
もちろん今後も遭いたくありません(笑)。

サインレスは楽で便利だと思う人と本人確認の面で不安になる方がいます。
確かにサインレスだと他人のカードでも簡単に買物が出来てしまいかねません。

最近では本人確認にさらに磨きをかけるために写真入カードというものも発行されています。
サインレスが不安な方は写真入りクレジットカードの取得を検討されてはどうでしょうか?
一般的に写真入カードはグレードの高いカードのみしか発行されていないような気もしますが
JCBの海外旅行者向けカード「トラベルプラス」は手頃な会費で写真入カードを発行してくれます。
さすが海外旅行者向けクレジットカードカードです。



疑いの目で伝票を見よう。

まだサイン経験がなくこれからクレジットカードを作ろうという方からこれまで何度もクレジットカードで買物をしているという方まで共通している点はしっかりと金額を確かめた上でサインをすることです。そそくさとサインをサインを済ませてしまう方は意外と多いものです。私も最初はそうでした(笑)。
まぁ日本ではお客さんからお金をだまし取ろうとする事はないと思いますが海外では可能性がないわけでもありません。

$25.35と思ってサインしたら実は$2535で打たれていて請求がきてビックリしたという被害も聞きます。海外決済時にはこのクセモノのカンマ君に気をつけましょう。


小さくて見にくいですから。カンマ君→.
見えますか?(笑)


また海外での普段と違う金額表示、$25.35、$2535と言われて瞬時に大体いくらか判断が付く人はいいですがそうでない場合は海外に行く前に海外のインターネットショップのページを見て$表示に慣れることをオススメします。私も最初は$25.35、$2535といわれても大体いくらか瞬時に判断が付きませんでした。でも判断が付かなくても恥じることもなければ心配もいりません。慣れれば平気です。$25.35といわれて大体いくらか判断が付かない人は結構多いものです。

こんなこと書くと海外じゃカードなんて怖くて使えないと思うかもしれません。でもサインをする前に金額を確かめればいいだけです。
これは国内利用でも同じです。

また騙し取ろうとかいうことではなくて国内・海外問わず単純にレジ操作のミスの可能性も十分あります。金額が違っていたら遠慮なしに店員さんに告げてください。当日に気が付けばその場で簡単に訂正が出来ますが日が変わると大変です。店の人がね(笑)。



記憶に残る初めてのサイン

私は字が汚いのでイヤですが(笑)カード生活が始まるとサインは不可欠なものになってきます。これからカードを作り初めてのサインをする方はわけが分からず緊張するかもしれませんがそう固くならずにサインして下さい。
今まで現金払いしか経験したことのない生活からカード決済をすると不思議な感じです。

そして初めてのサインというのは意外と記憶に残ります。




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